中学生、高校生にも大人気の色付きリップこと「リップティント」
発色も濃くなりすぎないから、学校でもバレないメイクとしても人気が高いんだ。
このリップティントが流行り始めたのは結構最近のことで、発祥は韓国メイクって言われてるよ。
ということで今回のテーマは「中学生・高校生に人気の色付きリップ、リップティント」について紹介していくよ。
ただ、このリップティントは口紅と違って、ちょっと気をつけたい部分もあるんだ。その辺も合わせて読んでみてね。
この記事の目次
中学生・高校生に人気のリップティント ってなに?
リップティントは、簡単に言えば「色が着くリップ」だから「色付きリップ」なんて呼ばれ方もしてるんだ。
ただ、このリップティントは、色を付けてるっていうよりは「染めてる」っていう感じになるんだよ。これが口紅との大きな違い。
リップティントと口紅の違いは着色料
「リップティント」と「口紅」この2つの化粧品は、どちらも唇に色をのせてくれるんだけど、使われてる着色料に違いがあるんだ。
- ティント→染料
- 口紅→顔料
この違いについて、少し詳しく説明してくね。
・口紅に使われる顔料とは
顔料の特徴は、水や油に溶けることがないから、汗や皮脂に強く、肌に色が染まっちゃうっていうこともないのが特徴。
顔料は粒子が大きく、唇の凸凹した皮膚の隙間には入ることが出来ないんだ。唇の表面に乗ってるだけだから、口紅は色が落ちやすいんだね。その代わり、
- 安全性が高い
- 発色が穏やか
- 落としやすい
なんていうメリットもあるよ。ただ、顔料自体の発色は良くないから、厚塗りしないとしっかり色が乗らないんだ。
・ティントに使われる染料とは
逆に染料は、水や油に溶ける特徴を持っていて、肌を染めちゃうこともあるんだ。色素沈着っていう状態だね。
ただ、唇は代謝が早くどんどん新しい皮膚に生まれ変わるから、リップティントの色素沈着の心配はほとんどないみたいだよ。
染料は粒子が小さく、唇の凸凹した皮膚の隙間にもしっかり入ることが出来るから、発色も鮮やかで、色が落ちにくいのが特徴なんだ。
- 発色がすごく鮮やか
- 長持ちする
- 薄塗でもきれい
顔料とは全く違うメリットがあるんだ。
それに染料を使うティントには、すごくおもしろい特徴がもう1つあるんだよ。
リップティントは体温や唇の状態で色が変化する
リップティントの最大の特徴は「色の変化」があること。つけた時と数分後で発色に違いがでるんだ。
この効果によって、自分だけのカラーになるんだよ。個性が重視されてる最近のトレンドだからこそ、リップティントはすごく人気がでたのかもしれないね。
・特性を活かしてグラデーションも可能
この発色が時間で変化するティントの特性を活かして、グラデーションをつけて立体感をアップすることも出来るんだ。
唇の中央部分にティントを置いて、数分後に周りを塗って、最後に全体を重ねるっていう風にして、時間差をつけて重ねていくんだよ。
詳しい方法は、写真付き、動画解説のサイトを探してみてね。
リップティントのデメリットと注意点
すごくおもしろい特徴を持ったリップティントだけど、着色料に使われてる「染料」には、いくつか注意しなくちゃいけないこともあるんだ。
日本の化粧品は安全性を重視していて、配合量や使われる成分も決められてたりするから比較的安心なんだけど、最近は簡単に「海外の化粧品」もネットで買えるから、全部が安心できるっていうわけでもないみたいなんだ。
美白化粧品で話題になってる「ハイドロキノン」みたいに、日本では安全性が認められてない成分も、海外の化粧品には普通に入ってたりするからね。
リップティントは色素沈着がしやすい
↑でも少し触れてるんだけど、口紅のように色をのせるっていうよりも「染めてる」リップティントは、どうしても色素沈着がしやすくはなるんだ。
「唇の色が真っ赤に染まっちゃう」っていうことはないにしても、使用頻度が多くなれば、それだけ色が残る可能性は高くなるよ。
ティントは「唇を染めてる」っていうことは、知っておく必要があるかもしれないね。
・とくに水ティントには注意
リップティントにはいくつかの種類があるんだけど、とくに「ウォーターティント」って言われる、水が主成分のティントは色素沈着の可能性が高いんだ。
ベタつきや、グロス感が、苦手な子に人気があるんだけど、水は油より浸透力が高いから、皮膚の深い部分まで染まっちゃう可能性があるんだよ。
色素沈着のリスクを少しでも避けたいなら「オイルティント」を選んだ方が良いかもしれないね。
リップティントの染料はアレルギーが起りやすい!?
色素沈着の他にも
- 唇がすごい荒れる
- 時間がたつとしみる
- 唇の周りがかゆくなる
- 唇の皮が剥ける
- すっごい乾燥する
ティントを使い始めてから唇が荒れちゃう子が、結構多いみたい。
皮が剥けたり、かゆくなる反応が「唇が乾燥してるから」って思いがちなんだけど、アレルギー反応が出てるかもしれないから注意してね。
・新しい皮膚に変えようと戦ってる
ティントに限らず化粧品は、肌に良い成分(有効成分、保湿成分)も入ってるけど、科学成分がいろいろ入ってるから、使えば使うほど副作用のリスクは高まるんだ。
- 着色料
- 香料
- 界面活性剤
- 防腐剤
他にも少しなら肌に問題なくても、たくさん使えばそれだけ反応が出やすくなる成分は、たくさんあるんだ。
とくに「保湿化粧品」や「美白化粧品」を使いすぎて、肌トラブルが起きやすくなってる、中学生、高校生が、多いなって感じるよ。
ティントに使われてる染料もアレルギーが起りやすい成分の1つって言われてるから、使ってて「唇が荒れるなぁ」って感じたら、すぐに使うのをやめた方が良いかもしれないね。
これも性質上、油より水の方がアレルギーが出やすいみたいだから、安全面を優先するなら「オイルティント」がおすすめだよ。
・肌が弱い子は顔料の方が良い
リップティントの色合いや、色の変化がかわいいっていうのもわかるけど、肌が弱く、化粧品が敏感に反応しちゃう子は、「顔料がメイン」のリップ(口紅)を使った方が良いかもしれないよ。
ブランドによっては顔料+染料のリップティントもある
ここまでは「口紅は顔料」「ティントは染料」って言ってきたんだけど、日本ブランドのリップティントは、顔料+染料を使ってる場合も多いんだ。
唇は皮膚も薄く、乾燥もしやすい部分ってわかってるから、トラブルが起りやすい染料をあえて少なくして、リスクを減らしてるのかもしれないね。
・染料にも酸性、油性などがある
健康な肌は「弱酸性に保たれてる」っていうのは、なんとなく聞いたことあるよね。簡単に説明すると、ウイルスや雑菌はアルカリ性の場所を好むから、弱酸性だと繁殖しにくく健康ってことなんだ。
それが「リップティントとなんの関係があるのか」っていうと、ティントに使われてる「酸性の染料」が、弱酸性の皮膚と反応を起こすから、皮膚の状態(ph)によって色が変化するっていう特殊なコスメになってるんだ。
化学反応が起きてるってことは、↑で紹介したアレルギー反応も起りやすいっていうことなんだって。
国産メーカーのリップティントの成分を見てみると、酸性染料の割合より油性染料が多く使われてるんだ。
油性染料や顔料、油がベースの方が安全性が高いから、リップティントは日本製、国産ブランドの物のがおすすめだよ。
- オペラ
- キャンメイク
- セザンヌなど
リップティントはクレンジングが必要?
リップティントは、しっかりクレンジングした方が良いよ。
ただ、ゴシゴシこすったり、無理やり落とす必要はなくて、油を浮かせてしっかりメイクを落とせるオイルクレンジングがおすすめ。
リップティントを購入する時は、合わせて買ってみてね。
・おすすめのクレンジング
クレンジングはこすらず落とせる「ファンケルのマイルドクレンジング」が、おすすめ。
日焼け止めだけ、下地だけてっていう子には、洗浄力が高すぎるかもしれないけど、リップティントは主成分に使われるオイルも「水添ポリイソブテン」っていう皮膚に残り落ちにくい成分を使ってるブランドが多いから、しっかり落とせるマイクレがおすすめだよ。
店舗で買っても良いし、まずは「500円のお試しボトル」を使ってみても良いと思うよ。お試しボトルは通販限定の商品だから間違えないようにね。
公式サイトはこちら↓
色素沈着したらクレンジングしても落とせない
よっぽどのことがない限り、リップティントで色素沈着することはないと思うけど、染まっちゃった場合は、いくらクレンジングしても落とせないんだ。
だから、ゴシゴシこする必要もないし、普通のクレンジングで落とせば大丈夫だよ。
・色素沈着は代謝を待つしかない
染まっちゃった場合、いくらクレンジングをしても落ちないから、改善方法は「代謝を待つ」しかないんだ。
皮膚は層になってて、底からどんどん押し上げられて、新しく生まれ変わっていくんだよ。皮膚が剥がれて「角質」になって、また新しい皮膚が作られるんだ。
この時に染まっちゃった部分も、時間が経てば排出されるから自然と改善されていくんだ。茶色く焼けた肌が白く戻るのと一緒だね。
ということで、改善方法は「何もしないで待つ」しかないってことになるんだよ。間違っても、唇に美白化粧品とか使わないようにしてね。
リップティントは中学生・高校生にもおすすめ?
中学生、高校生は、おしゃれもコスメもいっぱい楽しみたい時期。
リップティントがどういう化粧品なのかは、この記事でだいたいわかってもらえたと思うから、使ってみたい子は試してみてね。
色素沈着やアレルギー反応は、可能性があるだけで、日本の化粧品は比較的安全だから、そこまで心配する必要もないと思うよ。
ただ、使用して、かゆみ、皮が剥ける、などがあった場合は、すぐに使うのもやめた方が良いよ。
オイルティントのオペラがおすすめ
はじめてのリップティントなら、
- 人気も高く
- 油性染料がメイン
- 油ベース
- 日本製
の「オペラ リップティント」が、おすすめ。
酸性の染料も使ってるから、グラデーションや、ティント特有の色の変化も、ちゃんと楽しめるし、発色も鮮やかで、色落ちもしにくいよ。
・薄付きで自然な仕上がりになる
オペラのリップティントは、発色の良いところが人気みたいだよ。
重ね塗りをしなければ、自然な仕上がりとツヤも出るから、中学生、高校生にも使いやすいね。ただ、オペラのリップティントの上から、グロスや、リップを塗ると、色移りしちゃうみたい。
・発色には個人差がある
リップティントの特徴で、肌の状態(ph)で発色が変わるから、見本通りの色が出るかは、個人差がかなりあるみたい。
- 思ってた色と違った
- 薄くてあまり変わらない
- 時間が経って濃くなった
なんていう口コミも、結構見つかったよ。
これだけは使ってみないとわからないから、色を選ぶ時は試しに塗ってみるのが、いちばん良いかもしれないね。
リップティントは唇が乾燥する!?
リップティントを使わなくても、唇は顔の中でも乾燥しやすい部分なんだ。
- どうして唇は乾燥しやすいのか
- おすすめのリップの選び方
は、別の記事にまとめたから、気になる子はあわせて読んでみてね↓
関連記事:唇が乾燥する原因は?リップ塗っても効かない・治らない理由を解説