皮脂が酸化して黒く見える「黒ニキビ」
見た目にも黒くプチプチ見えるため、悩んでる子が多いニキビの1つ。
さらに黒ニキビは「治っても同じ場所に何度もできる」っていうひとが多いみたい。
そこで「どうして黒ニキビが繰り返し出来ちゃうのか?」この原因の部分から、紹介していくね♪
この記事の目次
繰り返す黒ニキビ「その原因は!?」
黒ニキビに限らず肌トラブルの多くは、基本的なケア方法に問題がある場合が多い
黒ニキビが繰り返し出来るのは「ターンオーバーのサイクルが乱れていて、毛穴詰まりを起こしやすくなってる」からなんだ。
専門用語では「異常角化(いじょうかくか)」って言うよ。
黒ニキビに限ったことではないんだけど、毛穴が詰まりやすい「思春期」や「肌環境が崩れやすい肌」は、ニキビがいちど治っても繰り返しできやすいんだ。
ターンオーバーが乱れる原因はたくさんあるんだけど「スキンケア」や「生活習慣」が大きく関係してるのは確かだよ。
肌質や年齢によって多少の違いはあると思うんだけど「ニキビの改善方法」っていうのもそこまで多くないんだ。
ニキビを「自宅で治したいなぁ…」って考えてる子は、基本の治し方を別記事に詳しくまとめたから参考にしてね♪
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スキンケアで思春期ニキビを治す!中学生・高校生向けニキビの治し方徹底対策ガイド
黒ニキビの特徴
毛穴が詰まり出口がふさがれたニキビの初期段階
肌の代謝(ターンオーバー)が上手く出来なくて「毛穴詰まり」が起ると、ニキビの初期段階「面皰(めんぽう)」が作られるよ。
コメドには2種類あって
コメドの種類
- 白色コメド(白ニキビ)
- 黒色コメド(黒ニキビ)
っていう風に分けられてるんだ。
医学的には「コメド」と「ニキビ」は違うみたいなんだけど、一緒って考えて大丈夫だよ
「黒ニキビ」と「白ニキビ」の違いは?
簡単にいうと、白ニキビが酸化し少し悪化が進んだ状態が黒ニキビだよ。
種類の違い
- 白ニキビ
…毛穴が閉じて中に皮脂などが詰まって盛り上がった状態。 - 黒ニキビ
…毛穴が開いて中の皮脂が酸化して黒く見えている状態。
どちらも炎症はなく「かゆみ」や「痛み」がないニキビなんだ。
ただし、この状態を放置しておくと、毛穴にたまった皮脂をエサに「ニキビの原因菌」が繁殖して「赤ニキビ」や「黄ニキビ」など、炎症をともなうニキビに悪化していく可能性が高いから注意が必要だよ。
黒ニキビの治し方(注意点)
黒ニキビを治すのに市販の塗り薬は有効?
炎症のない黒ニキビに「お薬(塗り薬)」は、基本使う必要はないと思うよ。
お薬には「代謝促進作用がある」ものもある(テラコートリル軟膏など)から、有効と言えば有効なんだけど、副作用の面を考えるとあまり多く使用しない方が良いこともあるんだ。
代謝促進っていうことで、もうひとつ注意したいのは「ピーリング系の化粧品」
じっさい、化粧品で代謝促進(古い角質を剥がしターンオーバーを早める)することなんて出来ないんだけど、肌にかかる負担はかなり大きいって言われてるんだ。
使いすぎに気をつければ「汚れをよく落としたり」「肌をツルツルにしてくれたり」場合によっては、角栓を取り除き毛穴詰まりを解消してくれることもあるんだけどね。
無理に押し出して芯を取ろうとするのもNG
黒ニキビができると、どうしても芯が気になって「指で押し出そうとしたり」「器具を使って押し出そうとしたり」しちゃう子がいるんだけど、これも気をつけたいポイント。
無理に押し出そうとしたり、いじること自体が刺激になり、余計に肌に負担をかけ毛穴を広げる原因になる可能性もあるんだ。
無理に芯を取るより「健康な肌作り」を心がけた方が、早い解決につながりやすいよ♪