アットコスメでも大人気、ロート製薬さんの化粧水といえば「肌ラボ 極潤ヒアルロン液」
中学生、高校生でも買える「プチプラ化粧水」としても人気なんだ。
3種類のヒアルロン酸を配合した化粧水、その保湿効果や、ニキビにも効果的なのか、知りたい効果はたくさんあるよね。
ということで今回のテーマは「極潤化粧水は中学生・高校生の思春期ニキビにも効く?」保湿力や効果を徹底的に紹介しちゃうよ。
購入を考えてる子にも、どの化粧水を使おうか迷ってる子にも、参考になるようにまとめたから、ぜひ読んでみてね。
この記事の目次
極潤化粧水は中学生・高校生の思春期ニキビにも効く?
最初に伝えておくと極潤は「ニキビに効く有効成分は配合されてない」化粧水なんだ。
ニキビに効くっていうと、少しわかりにくかもしれないんだけど、ニキビの
- かゆみ
- 痛み、ヒリヒリ
- 赤み
これは、ニキビが「炎症」を起こしてるからなんだ。
ニキビに効くっていわれてる化粧品は、この炎症を抑える有効成分を含んでる化粧品のことを指してる場合が多いんだ。あとは、殺菌剤を配合してる場合もあるよ。
じゃあ、極潤はニキビに効かない?
この部分を、もう少し詳しく紹介していくね。
極潤はニキビ・肌荒れに効かないの?
ニキビを治すのは化粧品じゃないから、極潤を使っててもニキビを治すことは出来るよ。
ただ、↑でも説明したように、炎症を抑える効果がないから、かゆみや、赤みを抑えるのは難しいんだ。
・抗炎症成分について
このニキビの炎症を抑えてくれる有効成分には
- グリチルリチン酸2K
- アラントイン
- ハトムギエキス
なんかが、有名だよ。
上の2つはとくに効果が高くて、化粧品の場合は「医薬部外品」に指定することが多いんだ。
3つめの「ハトムギエキス」は、別名ヨクイニンエキスっていう成分なんだけど、配合してる化粧水のほとんどが普通の化粧品だから、ほとんど効果がないのが、実際のところ。
この有効成分にしっかり効果を持たせるためには、医薬部外品の化粧品に指定して、配合量を多くする必要があったりするんだ。
ニキビの炎症を抑えるためには、低刺激で効果にも期待できる、グリチルリチン酸2Kを配合した化粧水がおすすめだよ。
・当ブログのおすすめはファンケル
炎症ニキビに悩む中学生、高校生におすすめなのが、ファンケルさんの「アクネケア化粧液」
炎症を抑える「グリチルリチン酸2K」を配合していて、刺激も少なくて、保湿力も高いからおすすめなんだ。デメリットとして
- 市販の中ではちょっと高い
- ファンケルは容量が少ない
っていうところもあるんだけど、化粧水をたくさん肌につけるのは本当は良くない部分もあるんだよ。
この辺の詳しい内容は別の記事にまとめてあるから、気になる子は読んでみてね。通販限定だけど1,000円で1ヶ月使える「お試しセット」もあるから、参考にしてみてね↓
関連記事:中学生・高校生のニキビにファンケルの化粧液が効く理由
極潤はぶつぶつ出来る白ニキビに効果的
極潤でニキビの炎症を抑えることは出来ないんだけど「白ニキビ」や「黒ニキビ」っていわれてるニキビの初期段階は、まだ炎症が起きてないから、抗炎症成分が配合されてない極潤でもOK。
ちなみに、炎症は
- 冷水で落ち着かせたり
- 抗炎症成分配合の洗顔料を使ったり
- 市販薬を使ったり
でも、抑えることが出来るから、化粧水にどうしても極潤を使いたい子は、他で工夫するのもありだよ。
極潤は高い保湿効果でニキビの予防に役立つ
実は極潤の化粧水はメリットが多いから、中学生、高校生が使う化粧水として、結構おすすめなんだ。
とくに「ニキビがたまに出来るだけ」とか「ほとんど出来ない」っていう子には、すごく良いと思う。
ということで次は、極潤のメリットを紹介していくね。
・メリットをざっくり紹介↓
- 保湿効果が高い
- シンプルで肌にやさしい
- 敏感肌でも使える
- 値段が安い
- 販売店舗が多い
この極潤のメリットを、もう少し詳しく解説してくよ。
3種のヒアルロン酸で肌にうるおいをプラス
極潤の1番のメリットはなんといっても、3種のヒアルロン酸を配合した保水力が高いところ。
多くのメディアや雑誌では「化粧水がすごく大事」って言われるんだけど、成分の内容によっては、化粧水の保湿効果はほとんどないんだ。
プチプラ化粧水の約90%が水(精製水)で出来てるから、化粧水に保湿力がないのは当然なんだけどね。
ただ、このヒアルロン酸や、セラミドっていう高保湿成分を配合することで、保湿力を高めてる化粧水もあるんだよ。
・ヒアルロン酸の効果
ヒアルロン酸は自分に水分を蓄えていく性質を持った成分なんだ。
この性質を活かすことで、たくさんの水分を蓄えて肌の角層を保湿することが出来るんだよ。
ヒアルロン酸は、化粧品に使われる成分の中では高級だから、プチプラの化粧水の保湿剤にはあまり使われないんだけど、極潤は3種類も配合してこの値段だからすごいんだ。
肌ラボ 極潤ヒアルロン液
参考価格:740円(税抜)/170ml
極潤3種のヒアルロン酸↓
- 加水分解ヒアルロン酸
- アセチルヒアルロン酸
- ヒアルロン酸
ちなみに、もっと貴重で乾燥対策や、肌バリア強化に役立つ成分が「セラミド」
効果の高い「天然のセラミド」は本当に貴重な成分だから、化粧品に配合されてるとびっくりするような値段になっちゃうんだけどね。
シンプルだからニキビ・敏感肌でも使いやすい
話しを聞くと、中学生、高校生でも、肌が乾燥しやすかったり、敏感肌で化粧品がしみるっていう子が多いんだけど、これは、
- 殺菌剤
- スクラブ
- ピーリング
- 酵素洗顔
などの「強力な化粧品」の影響を受けてる可能性が高いんだ。
たまに使うぐらいだったら問題ないんだけど、使用頻度が多くなれば肌環境が崩れて、乾燥しやすくなったり、敏感になったりしちゃうんだよ。
保湿の前に本当は、こういう効果が高いって言われてる化粧品をやめていくことから始めた方が、肌はきれいになっていくはずだよ。
極潤は、肌の刺激になる成分がほとんど入ってないから、敏感肌の子でも使いやすくておすすめなんだ。
・成分が浸透すると肌の刺激になる
化粧品がしみたりするのは、エタノールみたいな刺激の強い成分が配合されてるっていうのもあるんだけど、肌バリアが低下してることも原因の1つなんだ。
肌は水と油が交互に並んでる「ラメラ構造」っていうふうになってて、簡単には化粧品の成分や刺激物を通さないように出来てるんだよ。
ただ、この仕組みが崩れちゃうと隙間が空いて
- 水分が蒸発しやすくなる(乾燥肌)
- 成分が浸透して刺激になる(敏感肌)
これがみんなの悩みの原因になってるんだ。
浸透力が高い化粧品っていうのは「刺激になりやすい」っていうことも知っておいてね。
とくに「美白化粧品」は注意したい成分が多く配合されてるから、気をつけてね。
極潤のデメリットの部分もしっかり知ろう
極潤は値段が安いのに高保湿で、肌にも刺激が少ない、かなり優秀な化粧水なんだけど、もちろんデメリットの部分もあるんだ。
化粧品を選ぶ時は、このデメリットもしっかり知ったうえで「自分にはとくに問題なく使えそうだな」っていう化粧品を選ぶと良いと思うよ。
さっそく、極潤のデメリットになりそうな部分を紹介してくね。
極潤の使用感でベタベタ・べたつくって感じる人もいる
まずはテクスチャー(使用感)の部分のデメリット。
極潤ヒアルロン液は、化粧水に分類されると思うんだけど、3種類もヒアルロン酸を配合してるから「ベタベタする」「ベタつく」って感じる子も中にはいるみたい。
ヒアルロン酸は保湿力も高いんだけど、ゲル化剤としても使われる成分だから、多く配合するとどうしてもベタつき感が出ちゃうんだ。
ただ、これはあくまでも「感じ方」の問題だから、気にならない子は全く気にならないと思うよ。
サラサラした、さっぱり化粧水が好きな子には、ちょっと向いてないかもしれないね。
ヒアルロン酸が肌に合わない子もいるみたい
これもほとんどの場合は全く問題なく使えるんだけど、すご〜く稀に肌に合わないっていう子もいるみたいなんだ。
とくにヒアルロン酸の中でも「加水分解ヒアルロン酸」が、肌の刺激になる可能性があるっていうデータがあるみたい。
気にするほどではないかもしれないけど、いちを知っておくと良いかもね。
赤ニキビ・黄ニキビの炎症を抑える効果はない
これは、この記事の最初に話した通り「抗炎症成分」が含まれた化粧水にしかない効果だから、極潤には含まれてないんだ。
オロナインや、テラコートリルなどの「市販薬」と合わせて使うか、抗炎症作用のある他の化粧品と合わせて使うのも、1つの方法だよ。
ただし、市販薬は、殺菌剤の配合量も多いから長期使用には向いてないんだ。
赤ニキビや、黄ニキビなどの「炎症ニキビ」に悩んでる子は、抗炎症作用のある化粧水を使った方が良いかもしれなね。
中学生・高校生に極潤はまだ早い?対象年齢はあるの?
CMとかでよく目にする「何歳からの化粧品」とか「大人ニキビに効く」とかいろいろあるけど、あれは全部キャッチコピーなんだ。
「あなたのための化粧品ですよ」って言われた方が、なんとなくほしくなると思うし、そういう経験をしたことある子もいるよね。
化粧品に対象年齢はないよ。
ただ、肌に必要ない成分を足す必要もないから、その辺はしっかり確認する必要があるんだ。
中学生、高校生で多いのはやっぱり、肌にもともと油分が多いのに「乳液」や「クリーム」で油分を足して、ニキビが出来やすくなっちゃってる子だね。
とくにクリーム系の化粧品は、油分が多いから肌トラブルを起こしやすいんだ。
極潤は何歳から使ってもOK
公式サイトにも書かれてるように、小さい子からあらゆる年代、性別で使える化粧品だよ。
たまに、中学生や高校生が「化粧品を使うのはまだ早い」って言われちゃう子もいるみたいだけど、化粧品も役に立つことは多いと思うんだ。
高い化粧品や、たくさん使う必要はないと思うけど
- 洗顔料
- 化粧水
- 日焼け止め
- クレンジング
- クリーム(油分が足りない場合)
- 美容液(肌バリアが低下してる)
基本の化粧品は中学生、高校生でも使いはじめても良いと思うよ。
とくに上から3つは、肌のためにも大事だね。
・実はメイクも肌を守ってくれる
メイクも「肌に良くない」とか「ニキビの原因になる」って言われることが多いんだけど、実は肌を紫外線から守ってくれる役割もあるんだ。
肌が老化する原因の約8割が、紫外線の影響って言われてるんだよ。
だから、ファンデーションや下地を塗る女性の方が、男性より肌が若いことが多いみたい。
中学生、高校生で「肌に良くないかも」って思って、化粧品やメイクを我慢してた子は、安心して使っても大丈夫だよ。
ただし、メイク後はクレンジングを忘れずに!濃すぎるメイクや、長時間のメイクも肌の負担になるから、気をつけてね。
極潤ライトタイプの違いは?ニキビに効く?
「極潤ヒアルロン液」と「極潤ヒアルロン液 ライトタイプ」の違いは、保湿成分が1つ違うだけ。
極潤→BG
ライトタイプ→DPG
ベースとしてメインに使われてる、保湿剤が違うんだ。
敏感肌・アトピー体質の子は極潤がおすすめ
違いは主成分になる保湿剤が違うだけなんだけど、化粧品に使われる保湿剤で、いまのところ刺激が少ないとされてる成分が「グリセリン」と「BG」なんだ。
水、BG、グリセリンの順番で配合されてる「極潤ヒアルロン液」の方が、若干だけど低刺激の化粧水ってことになるよ。
ただ、どっちもほとんど肌の刺激にならない良い化粧水なのは、間違いないから、使用感で選ぶのが良いと思うよ。
ニキビ肌にグリセリンが良くないって本当?
極潤ヒアルロン液も、ライトタイプも、ベースに「グリセリン」が使われてるんだけど、SNSでこのグリセリンがニキビに良くないっていうのが、話題になったことがあるんだ。
その理由はニキビの原因菌の「アクネ菌」のエサになる可能性があるからなんだけど、最近の化粧品でグリセリンを配合してない化粧品はほとんどないんだ。
刺激もなく安全で、高保湿な成分だから、使う方がメリットが多いからだよ。
・少量のグリセリンなら気にしない
グリセリンフリーっていう化粧品もあるにはあるんだけど、そこまで気にしなくても大丈夫なんじゃないかな?って思うよ。ただ、必要以上に
- ジャブジャブ大量につけたり
- パックにしみ込ませて長時間肌に置く
のはやめた方が良いかもしれないね。
どの順番で使うのが効果的?極潤だけでも良いの?
最後に極潤を使う順番、タイミングについて紹介するね。
ちなみに、化粧品の順番はとくに決まってないから、好きな順番で使っても良いんだけど「それぞれの得意な役割」があるから知っておくと便利だよ。
化粧品を使う順番と得意な役割
簡単に紹介しちゃうと
- クレンジング→メイク落とし
- 洗顔料→皮脂、汚れを落とす
- 化粧水→水分補給
- 美容液→高保湿、美白など
- クリームなど→皮脂の代わり
クリームや乳液は、油分が多くて肌にのせると水分を弾いちゃうから、化粧水や美容液は先に使った方が良いと思うよ。
化粧水→美容液→クリーム系
の順番が良いと思うけど、肌質によっては「化粧水だけ」の子もいると思うし、高保湿美容液なら、他の保湿化粧品は使う必要ないと思うよ。
極潤だけで保湿出来る?
ヒアルロン酸も入ってて保湿力も結構高いから、肌質によっては極潤だけでも十分かもしれないね。
ただ、油分がほとんどないから、肌がカサカサする子は、部分的にクリームを薄く塗ってあげると良いと思うよ。
肌を中から改善して「乾燥肌」や「敏感肌」の悩みを解決したいっていう子だと、極潤だけだと足りないと思う。
こういう子はやっぱり、高保湿成分の「天然セラミド」を肌に足してあげた方が、自分の思ってたような保湿効果が得られるはずだよ。
この記事で紹介してる美容液は、これ1本でかなり高い保湿効果に期待できるから、すごくおすすめ。気になる子は合わせて読んでみてね↓
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