今回は「洗顔の仕方・洗顔方法」についてまとめたよ。
中学生、高校生、10〜20代前半の思春期は、皮脂の分泌量が多くニキビなどの肌トラブルに悩みやすい肌環境。
さらに洗顔時の洗いすぎは「肌の乾燥を引き起こす原因」にもなるんだ。
正しい洗顔の仕方・方法を覚えて「思春期ニキビに悩まない健康的な美肌作り」に役立ててみてね♪
洗顔の準備
洗顔時に用意しておくと便利なアイテム
洗顔時にあると便利
- 洗顔料 ◎
- 泡立てネット ◎
- 清潔なタオル ◎
- 桶(おけ) ◯
洗浄力・安全性・コスパ◎ 泡切れがよく肌に残らない「せっけん」が使いやすい
洗顔料がたくさんありすぎて「どれを選んだら良いのかわからなーい」っていう子は、石けんの洗顔料が使いやすいよ。
石けんの種類
- 固形タイプ
- クリームタイプ
- パウダータイプ
- 泡で出てくるタイプ
いろいろあるよ。
石けんは「洗浄力が高い」から、時間をかけて洗いすぎると乾燥の原因になることもあるんだけど、
- 余分な皮脂をしっかり落とす
- 肌(角質)がやわらかくなる
- 泡切れも良く肌に残りにくい
- 泡立ちが良い(モコモコ)
- シンプルで安全性も高い
- 市販でも買いやすい
- 価格帯が安い
良いところもたくさんあるんだ。
どんな洗顔料を選べば良いのかわからない時は↓の記事を参考にしてね。思春期ニキビ改善におすすめの洗顔料も紹介してるよ♪
-
【おすすめの洗顔料】中学生・高校生が悩む思春期ニキビを改善に導く洗顔料の選び方
泡立てネットを1つ持っておくと、簡単にモコモコ泡が作れるから便利
洗顔料はそのまま使うと「汚れを落とせない」「肌を傷つける」など、ニキビ、肌トラブルの原因になることが多いんだ。
しっかりお湯(水分)を含ませて「モコモコあわ」を作ってあげると◎
ポンプ式の泡で出てくるタイプは、時間のない朝とかにはすごく便利なんだけど、どうしても使用量が多くなっちゃうからコスパがあまり良くない特徴もあるんだ。
泡立てネットも、安すぎると「泡立ちが良くない」「破ける」などがあるみたい。
洗顔後にあると便利な「保湿化粧品」
洗顔後にあると便利
- 化粧水 ◎
…蒸発した水分を補給してくれる - 乳液orクリーム ◯
…洗顔時に落ちた油分を足してくれる - 美容液 ◯
…目的に特化した化粧品 - ニキビ用市販薬 △
…ポイント使いとして有効
洗顔の仕方・洗顔方法
洗顔からすすぎまで「目安は1分以内」で終わらせる
洗顔料をのせてる時間が長くなればなるほど脱脂されて、肌に大切な皮脂が持っていかれちゃうんだ。
余分な皮脂は落としたいんだけど、肌のうるおいをキープするための皮脂は残しておく必要があるんだ。
時間をかけて丁寧に洗顔すると、ゴシゴシ余計に擦っちゃうことも多く、肌がもともと持ってる
- 皮脂
- NMF(天然保湿因子)
- セラミド
などの「天然の保湿成分」を、汚れと一緒に持っていっちゃうんだ。
健康な肌は「ある程度の皮脂が肌表面にあり、内部にはうるおいがたっぷりな状態」この状態をキープするためにも、洗顔は1分以内にサッと終わらせるのがベスト。
洗顔時の温度はぬるま湯が最適「目安は32度」
洗顔時の温度は、30〜35度くらいが目安。ひとはだの「32度が適温」って言われてるよ。洗顔時の温度が熱すぎると
- 肌の強い刺激になる(負担)
- 皮脂を落としすぎる(乾燥の原因)
などが考えられるから、熱すぎるも注意!
逆に水で洗顔すると「余分な皮脂汚れがしっかり落とせない」から水洗顔もNG。
余分な皮脂(油分)は水に溶けにくく、石けんもある程度の温度がないと汚れを上手く吸着できないんだ。
体温よりも5度低い32度が「汚れ」や「余分な皮脂」をしっかり落し、肌に必要なうるおいをキープできる温度って言われてて、皮膚が硬くなるのを防いでくれる効果もあるみたいだよ♪
皮脂の多いTゾーンは先にぬるま湯で落とすとGood
中学生、高校生はホルモンの関係で皮脂が多く「ベタベタ」「テカテカ」が気になってる子も多いよね。
とくに「毛穴の数が多い場所」は、皮脂分泌量も多くニキビになりやすい要注意ポイント
皮脂分泌が多い順(全体)
- 頭
- 顔
- 胸
- 背中
- 手足
顔の中でも「Tゾーン」って言われる「おでこ、鼻、あご先」は、皮脂がたまりベタつきやすいんだ↓
※ 年齢・部位別の皮脂分泌量
顔のベタつきが気になる子は「洗顔料を使う前にぬるま湯で余分な皮脂を落とす」とベタつきが気にならなくなるよ。
ただし、ゴシゴシ擦ったり、洗顔料を顔にのせてから時間をかけて洗うと「洗いすぎ」になって余計に皮脂量が増えちゃうから気をつけてね。
泡で洗うように、擦らず余分な皮脂・汚れを落とすのがポイント
洗顔料には「洗浄力」があるから、無理にゴシゴシ擦ったりしなくても、洗浄剤の力だけで「汚れ」や「余分な皮脂」をしっかり吸着して落としてくれるんだ。
洗顔料をよく泡立てて、顔全体にのせるようにして優しく洗顔する。
お風呂で洗顔は良くないの?
入浴後「毛穴が開いたタイミング」は、頑固な汚れを落とすのに最適
湯船につかると、蒸気で角質がふやけ毛穴の入り口もやわらかくなるよ。
ゴシゴシ擦らずに
- 古い角質
- 汚れ
- 余分な皮脂
- 巨大な角栓
が、落ちやすくなるベストなタイミングともいえるんだ。
肌をつくるタンパク質「ケラチン」は、水分を多く含むと弱くなっちゃう性質があるから「ゴシゴシ擦るのは絶対にNG」
洗顔の基本通りに、泡をのせるように「泡の洗浄力でやさしくサッと洗顔する」のが、乾燥も防げる正しいやり方だよ。
入浴後は冷水で仕上げて「乾燥」「毛穴」対策をしっかりする
入浴後にどうしても乾燥しやすくなるのは、体温を下げようとして「水分が蒸発する」からなんだ。
よく、お風呂上がりに「化粧水を早くつけるのが効果的!」って言われることがあるのは、水分が少なくなってるからだね。
ただし、どんなに化粧水を「早く」「たっぷり」つけても、肌のほてりが落ち着くまでは化粧水だって一緒に蒸発しちゃうよ。
そこで役に立つのが「冷水パシャパシャ」
肌の温度を落ち着かせてあげることで、蒸発を防ぎ乾燥対策になるんだ。
(他にもメリットがあるよ。詳しくは記事を読み進めていってね♪)
お風呂で使える洗顔料のおすすめは?
基本どんな洗顔料でも使うことは出来るんだけど、アミノ酸系の固形石鹸は注意してね。
(有名なものだと、第一三共ヘルスケアさんの「ミノンスキンソープ」とか)
アミノ酸系の洗顔料は、肌にとても優しく「乾燥肌」「敏感肌」の子でも使いやすい作りになってるんだけど、お風呂場の湿気で溶けちゃう可能性があるんだ。
もう1つ「パウダー系の洗顔料」も、湿気で固まって出にくくなる可能性があるから、お風呂場に置いておくのは避けたい洗顔料だよ。
(ファンケルさんの「洗顔パウダー」とか)
アミノ酸系の洗顔料は刺激が少なく「敏感肌の子とすごく相性が良い」んだけど、気をつける点も意外と多いんだ。
※「石けん」とは、洗浄成分のことを指しています
「朝」と「夜」で洗顔方法は変えるべき?
肌の状態に合わせて調整するのが◎
洗顔料を使った洗顔は、とにかく汚れを落とすのが得意なんだ。
メリットは「余分な皮脂をスッキリ落とせる」「毛穴に詰まった汚れをきれいにできる」とか。
逆に洗いすぎれば「乾燥しやすくなる」っていうのは、ここまで紹介してきたこと。
そこから考えると、肌の状態を見て油分が多い時は、朝、夜、洗顔料を使った方が良いって言えるよ。
肌が乾燥しやすく「部分的に油分が多くなってる」場合は、朝の洗顔をぬるま湯だけで洗うようにしてあげると、皮脂の分泌量が調整される可能性が高いよ。
たとえば↓
- 化粧水→乳液→クリーム
- 美白クリーム→保湿クリーム
- パック→美容液→クリーム
他にもいろんなパターンが考えられるんだけど、油分の割合が多い化粧品を何種類も肌にのせてる子は結構多いんだ。
毛穴が詰まりニキビの原因にもなりえるから、やり過ぎには注意してね♪
洗顔の順番はあまり気にしすぎない
洗顔の順番
- おでこ
- 眉(まゆ)
- 鼻(鼻筋)
- 鼻(こばな)
- 鼻の下
- あご
- 頬(ほっぺた)
この順番に洗うと「洗い残しがなくなる」って言われてるんだけど、そこまで気にしなくて大丈夫だよ。
洗顔料をすすぐ回数は何回?
すすぎの回数も、あまり深く考えずに、洗顔料のすすぎ残しがなくなるまでを目安にすすげばOK。
すすぎのときの温度ももちろん「ぬるま湯」で、回数よりも「すすぎ残しが多いポイント」をお覚えておくと◎
すすぎ残しが多い場所
- 小鼻
- 髪の生え際
- あごの下
- くび
- 耳の裏
洗顔料以外にも「シャンプー」や「トリートメント」のすすぎ残しが顔に残り、ニキビの原因になるパターンも多いんだ。
洗顔をいちばん最後にまわしたり、お風呂の最後に浴槽につかるなどをして、すすぎ残しのリスクを少なくしてあげるのもニキビ改善に役立つよ♪
洗顔後の保湿ケア
洗顔後の冷水パシャパシャは「乾燥・ニキビ・毛穴対策」に効果的
保湿化粧品を使う前に洗顔後は「冷水でパシャパシャ」してあげると
- 乾燥対策
- ニキビ対策
- 毛穴の黒ずみ対策
に有効だよ。
冷水をパシャパシャすることで
- 水分の蒸発を防ぐ効果
→乾燥予防 - 毛穴の引き締め効果
→一時的にキュッとなる - 炎症を抑える効果
→ニキビのかゆみ・赤みに◎
こんなにメリットがあるんだ。
少し手間だけど「簡単、お金もかからない、すぐに実践できる」から試してみてね。毎日続けることでより効果に期待ができるよ。