生活の中で紫外線にあたる機会が多い中学生、高校生、でも「日焼け止めの選び方がわからない」っていう子もたくさんいるよね。
紫外線は夏場だけに限らず「365日みんなの肌にダメージをあたえ続けてる」から、守ってくれる日焼け止めはすごく大切なんだ。
自分にぴったりな日焼け止めを見つけるポイントをおさえて「白くツヤ感のある美肌作り」のサポートにぜひ役立ててみてね♪
この記事の目次
わからなくても大丈夫!ひとめでわかる日焼け止めの選び方
日焼け止めには、強い日差しから守る「強力なタイプ」と日常使いにも適してる「負担が少ないタイプ」があるんだ。
どっちにもメリット、デメリットがあって、使い分けることで上手に日焼け対策ができるよ。
まずは「今すぐ日焼け止めを選びたい子」のために、サクッとわかる「シーン別の日焼け止めの選び方」を紹介するね♪
通学時やお出かけ「普段使い」に適した日焼け止め
普段使いには「肌に負担が少なく洗顔料でも落とせる日焼け止め」がぴったり。
普段使い用
- SPF30
- PA+++
- ミルク・クリームタイプ
- 水・汗に強い
- 紫外線錯乱剤を使用
- 洗顔料で落とせる
部活・海・プールなど炎天下に長時間いる時に適した日焼け止め
外で長時間強い日差しにあたることがわかってる時には「絶対に焼きたくない!強力日焼け止め」がぴったり。
強い日差し用
- SPF50
- PA++++
- ジェルタイプ
- ウォータープルーフ
- 紫外線吸収剤を使用
日焼け止めの選び方を詳しく紹介
まずはざっくりと紹介したけど「SPF」とか「紫外線錯乱剤」とかわからない言葉があったと思うんだ。
ここからはさらに詳しく「日焼け止めの選び方」について紹介してくよ。
日焼け止めを選ぶときはSPF・PAの数値を確認しよう
パッケージに書かれた「SPF」と「PA」の違い
「肌をしっかり守りたい」「絶対に焼きたくない」って思ったら当然「効果が高そうな日焼け止めを選ぶ」と思うんだけど、その時に日焼け止めに書いてある
- SPF
- PA
の数値を見て「高い数値の日焼け止めを選んでる」っていう子は多いよね。ただ「SPFとPAって何が違うのか?」よくわかってない子もいると思うんだ。
じつは生活の中で「肌に影響のある紫外線」は大きく分けて2種類あるんだ。
2種類の紫外線
- UVB(強く短い光)
→肌表面に大きな影響 - UVA(弱く長い光)
→肌の深い細胞に影響
中学生、高校生のみんなが気にしてる「肌が赤くなってから黒くなる日焼け」に関係してるのは「強い光のUVB」の方なんだけど、日焼け止めは「白くなりたい!」っていう以外にも肌の老化を食い止める(美肌)大切な化粧品なんだ。詳しくは↓
-
日焼け止めを毎日塗るメリットは?将来の肌を守れるのは自分だけ
SPF・PAの違い
- SPF→UVBから守る効果指数
- PA→UVAから守る効果指数
両方の紫外線から守ることで美肌は作られていくよ。
日焼け止めには2種類の紫外線防止剤がある
日焼け止めに使われる「紫外線防止剤」には
- 紫外線錯乱剤
- 紫外線吸収剤
の2種類があるんだ。
それぞれの特徴を簡単に紹介するね。
紫外線吸収剤
紫外線吸収剤の特徴
- UVカット効果が高い
- 白浮きしない
- 透明で使いやすい
- ジェルタイプに多い
- こまめに塗り直しが必要
- 肌が乾燥しやすくなる
- 刺激になる場合がある
SPFの数値が高い「強力な日焼け止め」には必ず使われる紫外線吸収剤は、紫外線への防御力は高いんだけど肌の上で化学反応を起こすから負担になりやすいんだ。それと効果の持続性が短いから「こまめに塗り直す必要がある」よ。
紫外線錯乱剤
紫外線錯乱剤の特徴
- 肌に負担がない
- 毎日使ってもOK
- 2種類の紫外線から守る
- 効果が長持ちする
- 洗顔料でも落ちる
- UVカット効果が弱い
- 配合量が多いと白くなる
紫外線の光を跳ね返すことで肌を守る紫外線錯乱剤は、肌への負担はないけど防御力は低めなんだ。それと白い粉を使用するから「白浮きしやすい」特徴もあるよ。
日焼け止めは使用感も重要(使用後の肌トラブルにも注意)
最近では「持ち運びに便利なタイプ」や「手を汚したくない」っていうひとに向けた日焼け止めが数多く登場してるよ。
使用感はもちろん「好み」や「人気が高いもの」を選んでる子も多いみたいだね。
ただし、皮膜力が高く崩れないタイプの日焼け止めや下地は「使用後の肌トラブルにもつながりやすい」から使用する時には注意が必要だよ。
おすすめ
- 日常使い・敏感肌
→ミルク・クリームタイプ - 絶対に焼きたくない
→ジェル・クリームタイプ
落としやすい日焼け止めは「汗」や「皮脂」に弱い
低刺激でクレンジングが不要の日焼け止めは敏感肌でも使えて「乾燥しにくく肌の負担になりにくい」ことがメリット。
ただし、落としやすいっていうことは「落ちやすい」っていうことでもあるんだ。ミルクやクリームタイプの日常使いが出来るものは
- 汗で流れちゃう
- 皮脂でテカりやすい
こともあるんだよ。パッケージや説明文を見て「ウォーターレジスタンステスト済み」って書かれてれば「落としやすいけど汗や雨などの水には強い作りにしてますよ」っていう日焼け止めだから覚えておくと便利。
落ちない日焼け止めや下地はニキビの原因になる可能性も
汗や皮脂くずれに強い「日焼け止め」や「下地」は、しっかり落とせるクレンジングも一緒に用意しておく必要があるんだ。
洗浄力が不足すると、落としきれなかった残留物が毛穴詰まりを起こしニキビの原因、悪化につながる可能性が高いんだ。
毛穴が全く無いっていう場合は起こりにくいかもしれないんだけど、元々毛穴の大きさが大きい男子(男性)や、毛穴が開き気味の女子(女性)は注意が必要。
手軽に使える「スプレータイプ」や「スティックタイプ」も人気
最近では手軽に塗り直しが出来るタイプの日焼け止めの人気も高いよ。
スプレータイプは「髪」や「背中」など、ふつうの日焼け止めでは塗れない、塗りにくい場所にも使えるから便利っていう意見が多いみたい。
スティックタイプは日本ではまだ馴染みがないんだけど「美容大国の韓国では人気が高く」これから注目されるかもしれない日焼け止めの1つだね。
顔用とカラダ用で分ける必要はある?
基本的にはどっちにも使える日焼け止めが多いよ。ただ、同じメーカーさんでも
- 3,000円くらいの日焼け止め
- 1,000円くらいの日焼け止め
で分けてることがあるよね。いちばんの違いは「成分内容の違いによる使用感」だと思うんだ。
顔に使用する場合は「少し高くても落ちやすく使用感の良いもの」を選んで、カラダ用には「たっぷり使えてコスパのいいもの」を使うっていう風に別けてもOK。
春先は新作の日焼け止めが出るから注目しよう
毎年春先になると各メーカーさんから「最新版の日焼け止め」が発売されるよ。
「日焼け止めって1年でそんなに変わるの?」って思う子もいると思うんだけど
- 紫外線の研究
- 日焼け止め製品の技術開発
は急速に進化してて各メーカーさんは、研究成果を踏まえた新技術を使用した最新版を春の発売に向けて開発してるんだって。
いままで愛されてきた質の高い日焼け止めはもちろん、最新技術を取り入れパワーアップした日焼け止めを選ぶのも◎
今回の記事を参考に理想的な日焼け止めを探してみてね♪