中学生、高校生で、韓国人のような「透き通ったきめ細かい透明感のある肌」に憧れる子は多いよね。
でもよく考えてみると「きめ細かい透明感のある肌ってどんな肌なんだろう?」ということで、今回は肌の「透明感」と「肌理(きめ)」について詳しく紹介してくよ。
この2つには深い関係があって、キメが整ってないと
- 毛穴が広がって見える
- 肌がくすんで見える
- 肌がザラザラ感じる
- つや・ハリがなくなる
- メイクのノリが悪くなる
など中学生、高校生が悩む「肌トラブル」の改善に役立つ可能性が高いから、ぜひ参考にして役立ててみてね♪
※ 文中は「キメ」と表記します
この記事の目次
透き通った「透明感のある肌」
透明感とは?
透明感のある肌って「白く透き通ったキラキラした肌」をイメージする子が多いよね。
そのイメージでほとんど正解。透明感のある肌っていうのは「多くの光を均一に反射する肌の状態」のことを指すことが多いんだ。
実際は肌が黒く焼けてても「健康的でキラキラしてる肌」は透明感のある肌になるよ。
白い肌は光を反射させやすい
透き通るような白い肌に、さらに「キラキラ光る透明感がプラス」されたら、モデルやタレントさんのような美肌になるんだ。
そのために必要なのが「美白」
美白化粧品を使って「肌を美白していく」っていうよりも「紫外線対策をして肌を健康な状態にキープし続ける」ことが、肌の透明感につながるよ。ただし、肌は白くても
- 乾燥してたり
- 表面がボロボロ
の状態だと「光は上手く反射されずに透明感はなくなっちゃう」んだ。
水分量が少ない肌は「カサカサ」で光の反射もバラバラに…
健康な肌っていうのは「油分」と「水分」のバランスが整ってて「うるおいがたっぷりなモチモチした肌」のことだよ。
肌の表面は皮脂が適度に多く油分でしっかり守られてて、肌の中はうるおいがたっぷりで触るとモチモチ弾力があるんだ。
水分をたっぷり含んだ肌の表面(角層)は「たくさんの光を反射してくれる」
逆に肌が乾燥してると「光の反射が少なくなっちゃう」んだよ…
キラキラ光る肌には肌理(きめ)が整ってることが重要
このキラキラ光る「透明感のある肌」は「肌表面のキメが整ってることがすごく大切」なんだ。ということで次は「肌のキメ」について紹介してくね。
- 肌のキメが整ってる
- 肌のキメが細かい
- 肌のキメが粗い
なんてよく使われるこの「肌理(きめ)の正体」を徹底的に伝えてくよ。
透明感を作るためには「キメを整えることが重要」だから、しっかり読んで参考にしてみてね♪
健康的な美肌の証「肌理」
肌理(きめ)とは?
「きめ細かい」っていう言葉が「美しくなめらかな状態」を表現するように「キメ」と「美肌」には深い関係があるんだ。
肌の「キメ」は、手のひらと足の裏をのぞく「肌の表面にある細かな凹凸(でこぼこ)のこと」を指してるよ。健康な肌は規則的な
- 皮丘(ひきゅう)
→ 三角形の凸部分 - 皮溝(ひこう)
→ 周りの凹部分
で出来てるんだ。
このキメがあることで「肌は自由に伸縮できる」ほか「汗や皮脂を適度に保ち水分の蒸発を調節している」って言われてるんだよ。
キメの数の多い肌がダイヤモンドのようにキラキラ光って美しいのは「肌が健康である証拠」でもあるんだ。
きめ細かい肌ってどんな肌?
キメが細かい肌の特徴
- 毛穴詰まり・開きが目立たない
- 肌表面もつるつるして見える
- 肌がキラキラ輝いて見える
- くすまず明るい印象になる
キメが細かく整った肌は「美肌の証」って言われるぐらい「見た目の印象を良くしてくれる」んだ。
キメが細かく整ってる肌は「三角形が細かく規則正しく並んでる状態」を指してるよ。
きめが粗い肌ってどんな肌?
キメが細かい肌の特徴
- 肌がくすんで見える
- ザラザラする
- 光の反射がバラバラになる
反対にキメが整ってない肌は「くすんで暗い印象になっちゃう」から透明感が少ないよ。
皮溝が浅く広くなったり、皮丘の大きさが不揃いになると「キメが粗い状態」になっちゃうんだ。
きめの細かさ・粗さには個人差があり「遺伝で決まってる」
実はキメそのものの「細かさ」と「粗さ」は「遺伝で決まってて個人差がある」んだ。
日本人の肌は「比較的キメが細かい」って言われてるんだけど、それでも個人差はあって「この部分を変えることは出来ない」よ。
ただ、遺伝の部分は変えられないんだけど
- キメが整ってれば
→ 細かく見える - キメが整ってなければ
→ 粗く見える
から、中学生、高校生のみんながスキンケアで目指すのは「キメを整えてキメ細かい肌に見せること」がポイントだよ。
肌理(きめ)を整えて「きめ細かい肌」へ
肌の乾燥が肌理(きめ)を大きく乱す原因
肌のキメは「乾燥の影響をすごく受けやすい」って言われてるんだ。
肌が十分にうるおっているときは、皮丘がふっくらとしてキメが整った状態を保つことができるんだけど、乾燥してうるおいが不足すると「皮丘がしぼみ形も不規則になっちゃうことでてキメが粗く見える」んだ。
つまり、乾燥肌の原因である
- バリア機能の低下
- ターンオーバーの乱れ
- 空気乾燥
などが「キメの大きな乱れ」に直接つながっちゃうわけなんだ。
肌が乾燥状態にあると短時間のうちにうるおいが急激に失われ「肌がぎゅーうって縮んじゃう(角層収縮)」んだ。この収縮がキメの乱れに大きく影響しちゃうんだよ。
若い肌は伸縮の影響を受けやすい
実は年齢が若いほど肌の収縮が大きく「乾燥が影響してキメが乱れやすくなる」ことが、資生堂さんの研究で明らかになってるんだ。
今回の研究によって、急激な乾燥環境下では「角層細胞自体が縮むこと(角層収縮)」を発見しました。
普段は変形しない皮丘の形状が小さくなっていたほか、皮溝が大きく開く、皮溝がなくなる、またキメの折りたたみ構造がなくなることがわかりました。
このことは「肌の伸縮をスムーズにしているキメのはたらきが機能しなくなる」ということを意味しています(うるおいが失われると角層細胞が5~10%縮む)
この角層細胞の収縮度は若い人ほど大きいという結果も得られました。
※ この研究は20〜30代の肌を対象に行ったデータです
肌がこういう状態になると
- 肌が突っ張る
- 激しく肌荒れする
- 毛穴が広がりやすくなる
など、美しい肌の証「整ったキメの規則性」が失われちゃうんだ。
この資生堂さんの研究結果から、中学生、高校生を含む、若い子の肌は角層細胞のはたらきが活発な一方で「さまざまな外的なストレスによる肌ダメージも大きく現れやすい」っていうことがわかるんだ。
肌理(きめ)が整わない原因は「角質剥がれ」にあり
外部からの刺激や乾燥で「肌の角質が剥がれ落ちちゃう」と、肌は慌てて未熟な角質を表面に押し上げ「未完成な肌を急いで作っちゃう」んだ。← ターンオーバーが乱れてる状態
この未熟な角質は肌細胞も未熟だから「不揃いな上に保水力もイマイチ」見た目にもキメが粗く見えたりカサついたりして見えるよ。
さらに、バリア機能も低いため「痒みや炎症などの肌トラブルが起こりやすい」んだ。
まずは肌へのダメージを「徹底して減らす」ことが大事
肌にダメージ(負担)が大きいって言われてる化粧品、スキンケアは「落とす系」
負担が大きいケア
- クレンジング
- 洗顔
- ピーリング とくに注意
これらのスキンケアを間違った方法で行ってると「乾燥しやすくなり、キメ、透明感、が失われちゃう」んだ。
クレンジグはメイクに合わせて「なるべく擦らずに短時間で落とせるもの」を選ぶ必要があるんだ↓
洗顔は肌に負担のかからない「洗顔方法」はもちろん、洗いすぎの乾燥を防ぐために「洗浄剤」に気をつけるのもポイントだよ↓
ピーリング化粧品は使用後の肌触りが気持ちよく、中学生、高校生、に人気が高い化粧品なんだけど「使用頻度」に気をつけないと肌はボロボロになっちゃうんだ↓
保湿でサポートし肌理(きめ)を整える
どんなにやさしく洗顔したり、乾燥対策しても「保湿成分が足りなくなる」っていうことはあるんだ。
こういう「足りなくなった成分を足して補ってくれる」のが化粧品本来の役割なんだよ。
だから「たくさん使った方が乾燥しなくなる」とか「この化粧品は浸透しやすくて保湿力が高い」っていうのは、あんまり関係ないんだよね…まずは
肌に負担のかかるケアを少なくして「自分の持ってる保湿成分(皮脂、うるおい、セラミド)を守る」あとは
- 紫外線によるダメージ
- ストレス
- 睡眠不足
- 洗浄
などで、どうしても足りなくなる保湿成分が出てくるから「保湿化粧品でサポートしてあげる」だけで「肌は自然とキメが整い透明感がアップする」んだ。
これがいちばん健康的な「美肌」って言われてる状態だよ。
ということで、今回の記事を参考に「きめ細かい透明感のある肌を手に入れる」ために役立ててみてね〜♪